日和佐うみがめ博物館カレッタ体験レポ!リニューアル後の見どころ・料金・駐車場

徳島県南の美波町にある「日和佐うみがめ博物館カレッタ」が2025年にリニューアルしたと聞いて、家族で行ってきました!
夏休み、どこかお出かけしたいけれど、遠出はちょっと疲れるし、できれば出費も抑えたい…そんな方にぴったりの場所です。
カレッタは、ウミガメとのふれあいや子ども向けの展示、親も癒される海辺の景色など、家族みんなが笑顔になれる魅力がいっぱい。
この記事では、カレッタの見どころやアクセス・料金・口コミなどを実体験ベースで詳しくご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

海風と塩の匂いが混ざる空気の中で、ウミガメと過ごす時間。美波町は、静かで、あたたかくて、空が青い。同じ徳島なのに、なんだか違う。“今ここにいる”ってことが、じんわり体に沁み込む素敵な場所でした。

リニューアルした日和佐うみがめ博物館カレッタとは?家族で楽しめる注目スポット

2025年にリニューアルされた日和佐うみがめ博物館カレッタは、ただの水族館とはひと味ちがう、家族で楽しめる体験型の学びスポットです。
徳島県美波町の穏やかな海辺にあり、地元の人たちが長年大切に育んできた歴史ある施設でもあります。
ここでは、カレッタがどんな場所なのか、どんな思いでリニューアルされたのかを、家族連れの目線でわかりやすくご紹介していきます。ウミガメとふれあえるだけじゃない、カレッタの魅力をぜひチェックしてみてくださいね。
徳島県南部・美波町にあるウミガメとふれあえる博物館

日和佐うみがめ博物館カレッタは、徳島県南部・美波町にある、ウミガメとふれあえる数少ない博物館なんです。海辺の小さなまちにあるこの施設は、観光地のにぎやかさというより、どこかほっとできる地元の雰囲気が魅力。
展示を見て学ぶだけでなく、実際にウミガメを間近で見られたり、タッチできるコーナーもあって、子どもたちが夢中になる仕掛けがたくさんあります。海辺の風景も美しくて、ママもパパものんびりリフレッシュできますよ。
「家族みんなで楽しめるスポットを探している」「自然とふれあえる場所に行きたい」という方にぴったり。遠出しなくても、心に残る体験ができる場所ですよ。
2025年日和佐うみがめ博物館カレッタのリニューアルに込められた想いとは?
日和佐うみがめ博物館カレッタのリニューアルは、ただ新しくなっただけではありません。地域の人たちや支援者の想いが詰まった、大切なプロジェクトなんです。
クラウドファンディングで約1,300万円もの寄付が集まり、2025年にリニューアル。設計を担当した曽根馨さんは「建て替えるのではなく、歴史ある建物を活かしながら快適な環境に」という方針のもと、多くの関係者と話し合いを重ねてきました。
「ウミガメを守りたい」「町の宝を未来に残したい」という気持ちが形になったのが、今のカレッタ。人とウミガメが共に過ごせるやさしい場所を、ぜひ訪れてみてくださいね。
【レビュー・口コミ】日和佐うみがめ博物館カレッタに行ってきた感想!
リニューアル後の日和佐うみがめ博物館カレッタ、実際のところどうだったの?と気になる方も多いはず。
ここでは、子連れで訪れた体験をもとに、リアルな感想や見どころをまとめました。館内のようすや設備、子どもが楽しめたポイントまで、子育てママ目線でわかりやすくお届けします。「うちも行ってみたいな」と思えるきっかけになればうれしいです。
小さな子連れでも楽しめた?年齢問わず楽しめる!
小さな子どもを連れて行っても、日和佐うみがめ博物館カレッタは安心して楽しめるスポットでした。
水槽前にスロープがついていて小さい子どもでも見やすいようになっていました!また、エレベーターが設置されているなどベビーカーでも移動しやすい館内設計など、子育て世代にやさしい工夫がされているんです。
実際に行った日は、1〜2歳ぐらいのお子さん連れのご家族も多く、カメがいる水槽をじーっと見つめたり、親子で記念撮影を楽しんだりする姿もたくさん見かけました。スタッフさんも親切で、子どもに声をかけてくれる雰囲気が温かかったです。
「まだ早いかな?」と心配になる年齢でも、ふれあいや海の景色を通して五感で楽しめる体験ができる場所ですよ。

小1・小4の娘も楽しそうにしていましたし、年配の方や中学生くらいのお子さんも楽しんでました!年齢問わず楽しめる博物館ですよ。
館内は清潔感があり!
館内は全体的にとても清潔で、子ども連れでも安心して過ごせる環境でした。リニューアルされたばかりということもあり、床や展示スペース、トイレなどもきれいに保たれていて、ベビーカーでの移動もスムーズです。
特に嬉しかったのが、展示のガラスや手すりなどもピカピカで、小さな子が触れても気にならないこと。空調も快適で、ゆっくり見て回れる雰囲気でした。親としては、「清潔感があるかどうか」はかなり大きなチェックポイントなんですよね。
細かな部分まで手入れが行き届いていると感じられたので、はじめての人でも安心して訪れやすい場所だと思いますよ。

多目的トイレやオストメイトもあるのも嬉しいポイントですね。
ただし、敷地内に喫煙ルームはないので、喫煙者は少しつらいかもしれません。
うみがめに合わせた空調のゾーンもある
日和佐うみがめ博物館カレッタでは、ウミガメたちが過ごしやすい温度に調整されたゾーンがあり、生き物ファーストの優しい空間になっています。
そのため、人間にとっては少し暑く感じる場所もあるんですが、それも「ウミガメにとっての快適さを大切にしているんだなぁ」と思えるところなんですよね。
一方で、調査資料などの展示がある室内エリアは空調が効いていて、ゆっくりと見学できます。大ガメプールなどの屋外展示もあるので、夏場は帽子や水筒などの熱中症対策をしておくと安心ですよ。
ウミガメにやさしい設計を感じながら、家族でゆっくり見て回るには、ちょっとした準備がポイントになります。

軽食も販売している

日和佐うみがめ博物館カレッタでは、ジュースやおにぎり定食、ユニークな「かめーライス」などの軽食が楽しめます。小腹がすいたときや、子どもがぐずりがちなタイミングでもサッと対応できるのがありがたいですよね。
わたしたちが訪れた日は、海の日限定でかき氷の販売もあり、暑さ対策にもぴったりでした。

きなこがかかっていて、砂浜を表現した見た目。中には、うみがめの卵に見立てたマシュマロが入っていて、子どもたちも大喜び!テーブル席でちょっとひと息つけるのも嬉しいポイントです。
外でたっぷり遊んだあとに、ちょっとした軽食でエネルギーチャージできるのは本当に助かります。お出かけ先でも「ほっとできる場所」があるって安心ですね。
日和佐うみがめ博物館カレッタのリニューアル注目ポイント!
2025年にリニューアルされた日和佐うみがめ博物館カレッタは、これまで以上に「子どもも大人も楽しめる体験型ミュージアム」として生まれ変わりました。
ふれる・学ぶ・感じるをキーワードにした展示や映像体験、家族で一緒に考えられる環境問題の取り組みなど、思わず「すごい!」と声が出てしまう仕掛けがたっぷり!
ここでは、訪れて感じたリニューアルの見どころをピックアップしてご紹介します。
子どもにぴったり!遊びながら学べる映像展示

子どもが夢中になる、体験型の映像展示がとっても魅力的なんです。というのも、自分で描いたカメの絵をスキャンすると、大型スクリーンの中でそのカメが命の旅に出発する様子を体験できる仕掛けがあるから。楽しいだけでなく、環境や生き物のリアルも自然と学べます。
たとえば…
- シャチに狙われたり、ゴミを食べそうになったりする場面がありドキドキ
- ゴミを拾って助ける演出や、漁の網に工夫がされている様子も
- ただ見るだけでなく「どうしたら守れるかな?」を親子で考えるきっかけに
遊び感覚で環境問題にも触れられる展示なので、「楽しかった」だけでなく「学びがあった」と感じられる内容でしたよ。
タッチパネルで学べる生態クイズ
タッチパネル式のクイズコーナーは、子どもも大人も夢中になれる学びの空間です。その理由は、選択式のクイズでウミガメや海の環境について楽しく学べる仕組みになっているから。しかも、初級・中級・上級・特級とレベル分けされているので、年齢や知識に合わせて挑戦できました!
- 直感的に操作しやすいタッチパネル方式
- 初級・中級・上級・特級とレベル分け
- 「これ知ってる?」と親子で一緒に考える時間が生まれるのも嬉しいポイント
休憩がてら立ち寄るのもおすすめです。遊びながら学べるって、やっぱりありがたいですよね。
親子で学べる「環境教育」要素もおすすめ!

昔のウミガメ調査の様子を知れる展示も、じんわり心に残るポイントのひとつでした。その理由は、現在のように設備が整っていないなかでも、地元の方々が工夫してウミガメを見守ってきた姿勢が伝わってくるからなんです。
展示では、
- 手書きの記録帳や古い観察道具
- 白黒写真に映る、夜の浜辺で調査する様子
- 「今の子どもたちにも伝えたい」という想いが込められた解説パネル
などがありました。ただかわいい・楽しいだけでなく、この町でウミガメと人がどんな関係を築いてきたかを知れる展示も、日和佐うみがめ博物館カレッタの魅力だなと感じました。
海の環境について考えるきっかけになったり、子どもの自由研究のテーマにもぴったりだったりと、家族で話が広がるきっかけにもなりますよ。
先着でかめに触れ合えるコーナーもあるようです。私が行った時にはすでにチケットは売り切れでした。。
こんど行く機会があるときは、触れ合いコーナーも行ってみたいです!!

日和佐うみがめ博物館カレッタの入館料金とお得情報などまとめ
家族でのお出かけには、料金や割引情報も気になるポイントですよね。日和佐うみがめ博物館カレッタでは、年齢別の入館料に加え、年間パスポートや割引制度が充実しているので、何度も訪れたいご家庭にもぴったりなんです。
以下は、2025年7月22日時点に調査した料金です。
・大人(高校生含む):1,000円
・中学生:500円
・小学生:300円
・幼児(3歳以上):100円/2歳以下は無料
・大人:2,000円(2回行けば元がとれます)
・中学生:1,000円
・小学生:600円
・幼児(3歳以上):200円
障がい者手帳をお持ちの方と介助者一名までは半額。美波町在住の17歳以下の方は無料になるそうです。また、アンケートに答えると10%引きで入れるサービス(2025年7月時点)もあるので、美波町以外からお越しの方は、使ってみてくださいね。

私もアンケートに答えて割引料金で入館しました!
【車・電車での行き方】日和佐うみがめ博物館カレッタへのアクセス情報まとめ
ここでは、日和佐うみがめ博物館カレッタへのアクセス情報をまとめます!
車でアクセスする場合
日和佐うみがめ博物館カレッタへは、車でのアクセスがとても便利です。小さなお子さん連れや家族旅行では、荷物も多くなるので車移動はやっぱり安心ですよね。
徳島市内からのアクセス
徳島市内からは国道55号線を室戸方面(徳島県南)に向かって約1時間です。
神戸・大阪方面のアクセス
神戸・大阪方面からは高速道路を利用して約3時間前後で到着。高速道路を利用する場合は、垂水ICから徳島ICまで向かってください!約2時間+下道で1時間でつきますよ。
補足:日和佐うみがめ博物館カレッタに車で行くなら「日和佐道路」がとっても便利!

日和佐うみがめ博物館カレッタに車で行くなら、「日和佐道路」がとっても便利!
カーナビの案内で進んでいたら、立派な自動車専用道路に入って「えっ、有料道路?」と一瞬焦ったんですが…実はここ、無料で通れる「日和佐道路」なんです。
2011年7月に全線開通して、阿南~美波町までのアクセスがスムーズに。うみがめ博物館までの道のりも快適で、通行時間も短縮されるので助かります。
知らずに通ると「ここ本当に無料でいいの?」って思うくらいの快適さですよ!
汽車でアクセスする場合
公共交通機関で訪れるなら、JR牟岐線を利用して「日和佐駅」まで行くのが便利です。
徳島駅からはJR牟岐線で約1時間40分ほどで日和佐駅に到着します。日和佐駅からうみがめ博物館カレッタまでは徒歩15分程度なので、のんびり歩いてもそれほど負担になりません。
道中は地元らしい雰囲気のある街並みや、海風を感じられる風景が広がっていて、ちょっとした散策気分も味わえるのが魅力です。
車がなくても行きやすいアクセスなので、気軽にお出かけしてみてくださいね。
【駐車場あり】日和佐うみがめ博物館カレッタの駐車場情報と混雑状況

車でお出かけする方にとって、駐車場があるかどうかは大事なポイントですよね。日和佐うみがめ博物館カレッタには専用の無料駐車場が完備されています。
筆者が訪れたときは「大浜津波避難タワー」前が臨時駐車場として開放されており、多くの車が無料で停められる状態でした。

土日祝や夏休みなどの繁忙期はやや混み合うこともありますが、臨時駐車場があれば安心ですね。
徒歩圏内には道の駅や海岸もあり、駐車後もそのまま周辺を楽しめるのも嬉しいポイント。
「駐車場あり」で安心して行けるので、家族みんなでのお出かけにもぴったりですよ。
一緒に寄りたい!カレッタ周辺のおすすめスポット&グルメ
日和佐うみがめ博物館カレッタに行くなら、周辺のスポットやグルメも一緒に楽しむのがおすすめです!
せっかく美波町まで足を伸ばすなら、ウミガメだけじゃもったいないですよね。のんびりとした町の雰囲気や地元の味を感じられる場所が、すぐ近くにいくつもあるんです。
大浜海岸

海がすぐそばにある「大浜海岸」は、カレッタを訪れたならぜひ一緒に立ち寄りたいスポットです。というのも、ここはウミガメが産卵に訪れることで知られる浜辺で、博物館で学んだことをすぐ近くの自然の中で感じられる場所なんです。
産卵シーズンは5月中旬から8月ごろ。
以前は子ガメの放流会も行われていましたが、近年では「体力を消耗させてしまう」との理由から、保護の観点で実施を控える動きが広がっています。それだけに、海岸でウミガメの足あとを見つけた時の感動はひとしお。自然の中で静かにウミガメの命を感じられる、大切な場所ですよ。
日和佐八幡神社
日和佐うみがめ博物館カレッタに行ったら、ぜひ立ち寄りたいのが「日和佐八幡神社」です。博物館のすぐ横にあり、散策ついでに立ち寄れる気軽さが魅力。
私が訪れた祝日には、キッチンカーが来ていてお祭りのような雰囲気でした。お参りしたあとは、冷たいドリンクや軽食を片手に、ゆっくり境内を散歩するのもおすすめです。
カメに会ったあとの“ちょっと一息”にぴったりの場所ですよ。
お子さん連れでも気軽に立ち寄れるので、ぜひカレッタとセットで楽しんでみてくださいね。
道の駅 日和佐
ドライブの途中に立ち寄るなら、「道の駅 日和佐」はとってもおすすめです。
カレッタからも徒歩圏内で、お土産探しや休憩にぴったりな立ち寄りスポットなんですよ。
地元の野菜や特産品が並ぶ直売所や、海の幸を使った加工品・お土産屋さんも充実。旅の思い出にちょっとした地元グルメを持ち帰るのも楽しいですよね。私が行ったときはお休み中でしたが、足湯コーナーもあって、開いていればほっとひと息つけそうでした。観光案内所や清潔なお手洗いもあり、子連れでも安心です。
観光と日常の間にある、ちょっとほっとできる道の駅。日和佐うみがめ博物館カレッタとあわせて、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
薬王寺

厄除けで有名な「薬王寺」は、心を整えたいときにぴったりの場所です。
歴史あるお寺でありながら、アクセスしやすく、家族や友人とのちょっとしたお出かけにもおすすめなんですよ。
本堂へ続く厄坂(33段の女厄坂・42段の男厄坂)をのぼりながら、日頃の悩みや迷いをリセットするような気持ちになれます。さらに、境内からは美波の海を一望できるので、ちょっとしたリフレッシュにも◎
周辺には駐車場あり・お手洗いも整備されています。
お参りのあとは、道の駅やうどん屋さん、お好み焼き屋さんなど、近くの立ち寄りスポットも楽しめますよ。日々の慌ただしさをひと休みしたい方に、やさしく寄り添ってくれるお寺です。

階段が多いので小さなお子さん連れだとちょっと大変かもしれません。
やすらぎ(うどん屋)

「やすらぎ」は、地元で親しまれるうどん屋さんで、ランチにぴったりのスポットです。
薬王寺と道の駅のちょうどあいだにあり、観光の合間に立ち寄りやすい立地なのがうれしいポイント。特に人気なのが、名物の“厄除けうどん”。やさしい味のお出汁ともちもちの麺が、ほっと心を和ませてくれます。
座敷席もあり、子連れでも入りやすい雰囲気。休日は混みあうこともあるので、少し時間をずらしての来店がスムーズかもしれません。
私が行ったときは冷たいうどんもメニューにあって、暑い日でもさっぱり食べられましたよ。店内はアットホームな雰囲気で、子連れでも入りやすくて安心。地元の人の利用も多く、ほっと落ち着けるお店です。
まとめ|日和佐うみがめ博物館カレッタで夏の思い出をつくろう
日和佐うみがめ博物館カレッタは、子どもも大人も楽しめる癒しのスポットです。
間近で見られるウミガメや、海をテーマにした展示は、家族みんなの心に残る夏の思い出になりますよ。バリアフリー対応/授乳室完備/駐車場ありと設備も整っていて、小さなお子さん連れでも安心して過ごせます。
周辺には日和佐八幡神社や大浜海岸、道の駅やごはん処もあり、のんびりとした1日を過ごせるのも魅力なんです。
「どこに行こうかな」と迷ったら、カレッタでやさしい夏のひとときを体験してみてはいかがでしょうか。